海外出張で苦労したところは、部員にシェアしてください。
- 上司:
- G.Kさんには、設備の據付で、既にアメリカ、メキシコ、タイなど、色々な拠點にスーパーバイザーとして出張してもらっていて、本當に助かっています。
先日も上海に出張してもらったけど、何か苦労したことはあるかな? - G.Kさん:
- 事前に確認していた図麵と、実際の設備の仕様とが違っていたので大変でした。ただ現地でソフトを作ったり、設備を調整したりすることで、何とか対応できました。
- 上司:
- 現地で臨機応変に対応してくれた點はすごく評価しています。今回苦労したところを、振り返り會等を設けたりして、部員にシェアしてください。
元々、海外には興味はあったの? - G.Kさん:
- 學生の頃、海外で仕事をしたいな、と思っていました。
そういう意味では海外出張に何度か行かせていただいているので、夢がかなっています。海外では予想外のトラブルもあって仕事は大変ですが、休みの日は現地で美味しいものを食べたり、観光したりして、楽しんでいます。 - 上司:
- あと、現地従業員とのコミュニケーションも楽しいですね。私は出張の時、日本のお菓子をお土産として持って行っています。
生産技術開発部では、若い人にも積極的に海外に行ってもらっていますので、G.Kさんもどんどん海外に行って経験を積んでください。
G.Kさんは海外によく行っているから、もうわかっていると思うけど、 海外に行って現地現物でモノや設備を見て、現地の人とFace to Faceでコミュニケーションすることは、G.Kさんの成長に必ず役に立つと思うよ。
將來の労働人口減少に対応した自動化設備の開発に挑戦してほしい
- 上司:
- 仕事をしてやりがいを感じたのはどんな時?
- G.Kさん:
- 設備の電気設計を調整して、プログラムを実際に機械に組み込んで、思い通りに設備が動いてくれた時はやりがいを感じます。
- 上司:
- 今はプレーヤーとして、かなり活躍をしていますね。
これからは後輩も入ってくるので、いかに業務効率を良くするのか、自分が経験したことをチーム內でシェアしたり、手順書等をまとめたり、ベースプログラムを作ってみんなに転用できるようにして、今G.Kさんがしているところを後輩に任して、自分はアドバイスする側になってほしい。G.Kさんにはその素質あるので、期待しています。 - G.Kさん:
- ありがとうございます。確かに今は現場に出て、周りが見えなくなっていることがあります。後輩が入ってきたので、自分は一歩引いて、指導できるような立場になっていけたらと思っています。
- 上司:
- 現場の仕事もやりながら、將來性も考えて、自分はどういう立場になって行くのを考えてやったほうがいいと思うよ。
將來の夢は何かな? - G.Kさん:
- 近い將來の夢としては、今まで自分が仕事で學んできた設備と電気についてプロフェショナルになることです。その分野については「あいつに聞けば大丈夫」と言われる存在になりたい。もう1つは語學、海外の言葉を喋れるようになりたいです。海外出張で通訳を使って現地の人とコミュニケーションを取ると、どうしてもニュアンスが変わってくるということがあるので、自分の言葉でコミュニケーションを取れたらいいなと思っています
- 上司:
- うちは「設備開発設計チーム」なので、是非、設備のプロになって下さい。
今後は労働人口が減る傾向になるので、そうなっていくとやっぱり自動化の設備をどんどん開発してほしいですね。
うちのチームが苦手なのがロボット活用。將來のビジョンを持った上で既存社內システム、IoT、AIと連攜し、労働人口減少に対応した自動化設備の開発に挑戦したいと思っています。
新規開発ができるプロになるには、今の業務に加えて、海外の生産現場に足を運ぶ、展示會を見學する、情報を得て色々な技術を身に付けて、それらを合わせて良い設備を開発していってほしいな。1人でやるわけじゃないけど、開発のメンバーの主になってほしい。
ほかに苦労している、悩んでいるところは何かある? - G.Kさん:
- 自分が設計したソフトが思うように動かない、まだその分野に関する知識が足りないと思うので、もっと學んで知識を付けて、トラブルにもすぐに対応できるようになりたいと思っています。
- 上司:
- ソフト設計は個々の力に拠るところが多い。もちろん最初の基本的なところは教えるけどどうしても細かいところは個々のセンスが関わってきます。幸いにG.Kさんにはセンスがあるので、あとは経験を積むだけだね。
あと、即座に組み上げることができる人、仕事ができる人は過去に失敗して痛い目にあった経験があるので、そういった先輩の経験を活かしていくのが大事。もし、わからない場合は言ってくれたら一緒に見るので、それを経験にしてほしい。こういう組み方もあるな、とか今後G.Kさんが仕事をする時、ちょっとした助けになればいいな。
上司からのメッセージ
エクセディは自動車の駆動係部品を生産しており、生産技術は「ものづくり」の要です。
世界に羽ばたいて熱意を持って行動できる貴方、是非 私たち技術集団の仲間に加わっていただき、一緒に「ものづくり」の喜びを共有しましょう!