プロジェクトを動かしていくというのは、すごくいい勉強になる。
- 上司:
- N.Yさんが仕事で困っていることはあるかな?
- N.Yさん:
- 自分の仕事でまだ平準化できていないところがあります。今は手作業でやっている部分があるので、EDI(電子データ交換)化することで仕事を楽にしたいですね。
- 上司:
- でもN.Yさんが入ってから、手作業のEDI化がかなり進みましたね。
- N.Yさん:
- お客様や他部署が関係しているので、なかなか一気にEDI化が進められないなと感じています。
手作業を減らせたら、國內物流の仕事は午前中に終わらせて、午後は海外物流の仕事をもらって、やっていきたいなと思っています。 - 上司:
- 今後は海外の仕事もやりたいですか。
EDIのシステム化は、立ち上げるところが一番大変なので、立ち上げて流れに乗ってしまえば、あとは管理だけです。今、一番大変なところをN.Yさんにやってもらって、非常に助かっています。 - N.Yさん:
- 全體の管理がまだまだ甘いと感じています。行き當たりばったりで、全體の計畫表を作らず進めているのが遅くなっている理由なので、以前、教えていただいたように、まず、実施前に全體計畫表を作って、いつまでにやると、計畫を立てられるようにならないといけないと感じています。ただ、計畫を立てられるようになるには、全體を知っていないといけないのが、難しいところだと思います。
- 上司:
- 特に、こういったシステムはコンピュータに委ねるのでごまかしが効かないし、條件をはっきりさせないといけない。今までは人の目で見ていたので、曖昧な條件でも進めることができていたけどね。
そういうところを全部洗い出していくことで、業務整理にもつながりますよ。 - N.Yさん:
- 大きなプロジェクトをさせていただけると、そのスキルが他の業務にも活かせて力になると思っています。
- 上司:
- 生産管理の仕事はいつも計畫を立ててやるように言われています。今、N.Yさんが進めているEDI化のプロジェクトは、例えばお客様に依頼された時、まずは何をしなければいけないのか、という項目の洗い出しから、いつまでにしないといけないか、誰がしないといけないか、などプロジェクトを動かしていくというのは、すごくいい勉強になると思います。
- N.Yさん:
- 今後の課題はアウトプットですね。私はアウトプットが下手なので。私のアウトプットは、口頭であれこれやりました、と報告するだけですが、他の同期の人を見ていると、きちんと絵に描いて他の人に説明しているので、そのスキルをEDIを進めながら身につけていきたいなと思います。
何もわからない人に説明する時、時間かかっているのを実感していますし、生産管理のトップに「漫畫でかけ。それだと誰にでも伝わる。」といつも言われています。それに加えて計畫表を作ったら、進捗報告もしやすいです。
自分はどれだけやりました、今どこにいます、と説明する力は鍛えていかなければならないと思います。 - 上司:
- それはN.Yさんだけじゃなくて、私もそうです。永遠の課題ですね。難しいところですが、何回かすれば慣れてきますよ。
エクセディの仕事のさせ方として、枠の中では自由にさせてもらえます。
- 上司:
- どの仕事が一番麵白かった?
- N.Yさん:
- どの仕事も麵白いと思います。エクセディの仕事の進め方として、大枠のルールは決まっていて、守らないといけないことがありますが、その枠の中では比較的に自由にさせてもらえます。こう進めようと思っています、と上長に相談したら、報告だけしっかりしていれば仕事を任せてもらえる。それで仕事が楽しく感じます。これやれ、あれやれ、とガチガチに決められると、ただの伝書鳩になってしまって、仕事が麵白くなくなります。國內物流の仕事では、やったらダメなところをしなければ、結果までのプロセスは自由にさせてもらえます。
- 上司:
- CSチームの仕事はお客さん目線で進めないといけないところがあります。周囲にルールを守らせないとダメなところもあります。
ただ、N.Yさんは仕事の基本ができているので、任せることができるし、そのことがN.Yさんの仕事の幅を広げることに結びついていると思います。 - N.Yさん:
- 僕はすごく良い環境で仕事をさせてもらっています。他部署に學ばせてもらっていることも多いです。
- 上司:
- 逆にN.Yさんから他部署に教えることもあるのでは?
色々周りと調整しないといけない部分もあるような仕事なので、その辺はうまくやってくれていますね。
將來はどんな仕事をしたいですか? - N.Yさん:
- 今、生産管理の仕事させてもらっているのですが、大學で社會福祉士の勉強をしたので、そういう人に関係するような仕事にも興味があります。
例えば、能力があるけどハンデがある人に活躍してもらって、物流の仕事を活性化できたらいいなと考えています。私は資格を持っているので、それを活かしてサポートしたいですね。 - 上司:
- 上野事業所も障がい者雇用で実績上げているよ。
この人の特技をこう活かすというアイデアが求められるし、アイデアがどんどん出てくる人は、どの部署でもやっていけるので、意見はどんどん言ってほしい。 - N.Yさん:
- 私のアイデアで職場を活性化させたいと思います。あとは生産管理の仕事をしっかりアウトプットしていきたいですね。
上司からのメッセージ
私たちのチームはEXEDY製品出荷の最前線で後ろ工程がお客様という重要な位置で仕事をしています。お客様は國內のメーカーだけでなく、海外の販売會社まで多岐に渡っており常にお客様目線、品質を念頭に置いて業務をこなしています。
生産管理部の中では新入社員の登竜門として基礎教育の場となっていますので皆さんにお會いできる日を楽しみにしております。